
群れを作って生活するというのが、犬の習性です。
群れで順位をつくり、リーダーに従って行動をします。リーダーを頂点とし、順位が下のものは、上のものに服従します。
これは、家族の中で犬を飼う場合でも同じようなことがいえます。
父親のいう事は聞くけど、子供の言うことを聞かないなどケースがありますが、これは、子供を自分よりも下のもの
だと誤認しているからです。
犬は常に自分が今どの順位にいるのかを常に確認しながら生活しますので、甘やかしすぎると、その人物より自分が
上の存在だと誤解し、服従を要求するケースがあります。
これは、権勢症候群(アルファシンドローム)と呼ばれ、大変危険な行動です。言う事を聞かないばかりか、噛んだり
威嚇したりという問題行為を起こしてしまいます。
犬には必ず家族の中で一番下だということを分からせなければなりませんので、しっかりしつけを行なっておきましょう。
正しいしつけをしなかったり、間違った愛情で日頃から「可愛いから」と甘やかしたり、犬のいいなりになっていると、犬が飼い主をリーダーだと思わなくなり、人を噛むなどの問題行動を「アルファ・シンドローム(権勢症候群)」と言います。この問題行為を放置しておくと、ますます悪化し、人間に危害を加える危険性があります。
このような行為をとらせないようにするのも飼い主の義務ですので、正しくしつけを行なっておきましょう。
-権勢症候群(アルファシンドローム)-
・ソファーやクッションの上に乗っている時、どかそうとすると怒って威嚇する。
・散歩の際に、飼い主より先に歩こうとする。また、飼い主の意思と違う方向に引っ張っていく。
・食事中に近寄ると威嚇する。また、物をとりあげると唸る。
・命令を全く聞かない。
・じゃれて手を咬む。
・飼い主に尿をかける。マーキングをする。・・・など
犬の欲求を満たしてあげる飼い主の行動が、結果的にわがままな犬になるので、注意しましょう。